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山峡の寺(1)

 香の香りが漂う山間の寺の本堂で、読経の声が低く響いている。ここ悠泉寺の薄暗い本堂の静かな空間で哲史は睦豊和尚の法衣につつまれた広い背中を見つめていた。墨色の衣の上に青々と剃りあげた頭が読経の声とともに揺れている。哲史は焼香し、低く流れる睦豊和尚の声を聞きながら目を閉じていた。いつしか読経が終わり、卒塔婆を持って墓地に向かい、両親と妹が眠る墓に卒塔婆を立てた。
「もう七回忌、、、早いものだな、、、」睦豊和尚は言った。
「はい、、、僕が大学に入って東京に出て、すぐでしたから、、、」哲史は高校を出ると山間の町を離れ、希望する東京の大学に進学した。下宿生活を始めて半年ほどで、地元に残っていた両親と妹が自動車事故で亡くなった。他に身寄りのなかった哲史は一人で七回忌の法要を営んでいた。
「あの時は大変だったな、、、」
「はい、、、おかげさまでなんとか大学で勉強を続けることができました。」
「哲史も頑張って亡き方々の期待に応えた、、、ま、昔話は、庫裏でお茶でも飲みながらにしよう。」
二人は庫裏に戻り、作務衣に着替えた睦豊和尚は哲史の近況を楽しそうに聞いていた。夕餉の時間となり、睦豊和尚が用意した精進料理を二人で食べ、般若湯をいただきながら、語り合った。般若湯が進むにつれ、哲史は帰省の疲れのためかいつしか意識が遠くなっていった。哲史は睦豊和尚の語る声を聞きながら、霞にかかったような記憶を蘇らせていた。
 六年前の梅雨明けも近いあの日、知らせを受けて帰省してから様々なことを哲史一人で対応せねばならなかった。親類もいない中で二十歳前の若者にそれは大きな負担であった。葬儀や納骨、そして相続の手続きなどで忙殺され、誰も住むものがいなくなった家の処分など、すべきことは多々あった。このときに助けてくれたのが睦豊和尚だった。
「いろいろと思い出があるだろうけど、誰もいない家も寂しいだろう、どうだ、寺に泊まっても良いぞ。」
睦豊和尚は手続きに飛び回りながら一人で誰もいない家にいる哲史が心配だった。
「でも、、、ご迷惑では、、、いろいろと教えていただいて感謝しています、、、この上、泊めていただくなんて、、、」
「遠慮はいらん、知っての通り、儂も独り身、哲史の世話はできんし、寺に来る以上は寺の生活に合わせてもらう、それでもよければ来るが良い。」
哲史は誰もいなくなった我が家にいるのは気が滅入っていたところであった。睦豊和尚の誘いはありがたかった。早速哲史は身の回りのものを鞄に詰めると、山間の寺で過ごすことにした。寺では夜明け前に起きて朝の勤めや清掃、畑仕事、食事の準備などの作務を行うことになった。哲史はなれない生活に戸惑っていたが、作務によって次第に悲しみから立ち直っていった。

「そうか、学校が始まるのか、、、学業も大切だから、しっかり勤めるように。」
気がつけばそのまま夏季休暇を寺で過ごし、三ヶ月近い日々を、悠泉寺で過ごしていた。新学期が始まる前に東京に帰らねばならない。
「はい、ありがとうございます、、、おかげさまでなんとかやっていけそうです。」
「では、今日は哲史の出発を祝おう、、、」
睦豊和尚は日頃の精進料理に一品を加え、般若湯を用意した。哲史はまだ慣れない酒を飲み、睦豊和尚と語り合っているうちに酔いが回り、身体の自由が利かなくなってきた。
「睦豊さん、、、僕、もう飲めません、、、」
「大丈夫か、哲史、、、」
睦豊和尚は卓袱台に突っ伏した哲史を助け起こした。赤く火照った哲史の顔が睦豊和尚の前で目を閉じている。
「ほら、哲史、、、慣れない酒を飲ませて悪かった、、、水だ、、、さあ、、、」
全身が脱力したような哲史の身体を支えながら睦豊和尚は湯飲みに水を入れ、哲史の口元にあてがう。
「ううん、、、ありがとうございます、、、」
哲史は唸りながら睦豊和尚に身体を預けている。湯飲みの水がこぼれ、睦豊和尚が寺で過ごす哲史のために用意した藍染の作務衣を濡らした。
「これっ、しっかり飲まんか、、、」
睦豊和尚は湯飲みの水を口に含むと、哲史の唇に自らの口を寄せた。力無く閉じていた哲史の唇を舌でこじ開けると、口に含んだ水を哲史の口に流し込んだ。哲史の喉が、ごくっ、と鳴った。睦豊和尚は何度かその行為を繰り返した。その度に哲史の喉が鳴る。
「睦豊さん、、、ありがとうございます、、、んん、、、」
そのまま哲史の記憶は途切れている。次に気がついたときは、いつも睦豊和尚と並んで寝ていた庫裏の寝室であった。隣の布団では睦豊和尚が休んでいる。いつものように寝間着を着て、豊かな腹の上に掛けられた肌掛けが睦豊和尚の呼吸に合わせて上下している。
「睦豊さん、、、すみませんでした、、、ご迷惑おかけして、、、」
「気づいたか、、、儂の方こそ済まんかった、、、無理に酒を飲ませるようなことになって、、、」
「いいんです、、、睦豊さん、、、」
明かりを落とした部屋で訥々と語り合ううちに、哲史は無性に寂しくなった。哲史は隣に寝ている睦豊和尚に寄り添った。
「寂しいんです、、、なんだか、、、睦豊さん、、、」
哲史に抱きつかれた睦豊和尚は、汗ばんだ哲史を優しく抱き寄せた。ランニングシャツとブリーフで寝ていた哲史の身体が睦豊和尚のたっぷりとした腹に密着する。悲しみに打ちひしがれて忘れ去っていた若者の全く正常な機能が蘇り、睦豊和尚の下腹に硬く熱い感触を伝えている。
「哲史、、、」
四十になったばかりという睦豊和尚の童顔の澄んだ目が哲史を見つめている。
「睦豊さん、、、」
哲史は両手で睦豊和尚の頭を抱き寄せる。剃髪された頭の感触が手のひらに伝わる。どちらからともなく近づいていった唇が触れ合った。まるで電流に触れたかのようにお互いの身体が震えた。そして再び、今度は落ち着いて唇が重なり合った。
「哲史、、、」
声にならない声が重なった唇から漏れた。哲史を抱き寄せる睦豊和尚の手が下腹に伝わって来る熱い塊を確かめるように探り当てた。ブリーフの中で勢い良く反り返っているものが、ゴムを持ち上げるような勢いで屹立している。睦豊和尚の分厚い掌に包まれ、白い布地越しに脈動しながら透明な液を吐き出している。睦豊和尚は哲史の肉柱の感触を掌で確かめると、先端から溢れてくる透明な液の感触を太い指で絡め取った。半分露出した先端の滑らかな感触が睦豊和尚の指先に伝わる。
「あっあぅぁぁ、、、」
哲史は全身を硬直させ、何度も痙攣させた。ブリーフの白い布地の上から握りしめた睦豊和尚の手に熱い感触が伝わってきた。それは何度も律動を繰り返し、睦豊和尚の掌を揺らした。
「ああうぅ、、、す、すみません、睦豊さん、、、」
「謝ることはない、、、ずっと、我慢しておったのであろう、、、哲史の年ではあたりまえのこと、、、」
睦豊和尚は荒い息をして横たわっている哲史の汚れたランニングシャツとブリーフを脱がせた。
「汚れてしまったな、、、」
睦豊和尚は哲史の下腹部を汚している放出した白い液をブリーフで拭った。そして、横たわる哲史のまだ衰えぬ屹立した肉柱を愛おしそうに見つめ、口に含んだ。
「あぅっ、、、ぼ、睦豊さん、、、だ、だめです、、、」
十分に剥けきれていない哲史の肉柱と包皮の間に舌を差し入れ、放出した白濁液を舐めとっていく。哲史は丁寧に全体を清めていく睦豊和尚の頭を掴んだ。上下に揺れる睦豊和尚の頭から剃髪の感触が哲史の掌に伝わっていく。
「うううぅ、、、もうダメです、、、」
哲史が哀願するように伝えると睦豊和尚は口を離した。哲史の荒い呼吸に合わせてそそり立つ肉柱が揺れている。睦豊和尚は帯を解き寝間着を脱ぎ捨てると下帯一枚となった。たっぷりとした腹に下帯の紐が食い込んでいる。その紐を解くと、睦豊和尚も哲史と同じ一糸も纏わぬ姿となった。
「哲史、、、寂しいのであろう、、、」
睦豊和尚はつぶやくと、哲史の上に跨って、膝立ちになると、ゆっくりと腰を沈めていった。哲史の剥けきっていない先端が睦豊和尚の柔らかい入り口に触れた。熱い。今まで経験したことのない熱い感触が哲史の最も敏感な部分に伝わる。
「あうっ、、、睦豊さん、、、な、何を、、、」
哲史と睦豊和尚の視線が絡み合う。睦豊和尚の澄んだ目が微笑みかけてくる。睦豊和尚は哲史に手を添え、導きながら、さらに、腰が沈めていく。静かな寺の庫裡に粘膜が触れ合う湿った音が響く。
「くっ、、、」
睦豊和尚の口から声にならない声が漏れた。哲史を見つめる睦豊和尚の笑顔が歪んだ。哲史の下腹部に睦豊和尚の体重がのしかかってきた。
「あんっ、、、ぼ、睦豊さん、、、あああっ、、、」
哲史のものが暖かく優しい感触で包まれた。睦豊和尚の太った体の中にこんなに柔らかく優しい部分が潜んでいたことに驚きながら哲史は睦豊和尚を見つめた。哲史は上半身を起こすと睦豊和尚に抱きついた。
「はうっ、、、」
哲史が起き上がったことで、硬く反り返ったものが睦豊和尚の中をかき乱した。暖かく優しかった睦豊和尚の下半身に力が込められる。それは哲史の固い肉柱を絞りあげた。哲史自身が吐き出している透明な液が密着した二人の間を満たした。睦豊和尚はゆっくりと腰を動かし、哲史を導いた。哲史の剥け切らない先端が睦豊和尚の一番奥まで到達し、お互いの最も感じる部分が触れ合った。
「んおおっ、、、哲史、、、哲史、、、んあああっ、、、」
睦豊和尚は起き上がった哲史の筋肉質な身体を抱きしめると、譫言のように哲史の名前を呼びながら身体を上下に振った。
「あっ、、、あっあっあぅ、、、睦豊さん、、、あぅあぅあぅ、、、あああああっ、、、」
「哲史、、、、あああああ、、、、哲史、、、、、」
睦豊和尚の体内が哲史の熱い液体で満たされた。睦豊和尚の腰の動きが止まった。睦豊和尚にしがみついていた哲史は、脱力し、倒れるように布団の上に横たわった。哲史の下腹部は睦豊和尚が放出した白い液で汚れていた。睦豊和尚はゆっくりと身体を持ち上げた。
「んはっ、、、」
軽い吐息とともに哲史との結合を解いた睦豊和尚も並んで布団に横たわった。
「悪かった、、、哲史にこのようなことを、、、」
「そんなことないです、、、睦豊さん、、、」
哲史は睦豊和尚に包まれた感触を思い出しながら、言葉を探していたが、言うべきことがを見つけられないうちに哲史の口は睦豊和尚の唇に塞がれていた。
「さあ、お互いに汚れてしまった、、、身体を清めて来よう、、、」
唇を離した睦豊和尚は立ち上がると、哲史を起き上がらせ、風呂場に歩いて行った。
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てつ(rokujizou62)

Author:てつ(rokujizou62)
五年の沈黙を破った(?)相変わらず妄想する白ブリーフの中年男。だらだらと妄想し続けています。ステテコを愛用しており、立派に中年から熟年への道を歩んでおります。最近はブリーフよりも、六尺褌や越中褌が多くなりました。ようやく水泳を再開し週2回ほど競パンで泳いでいます。黒かネイビーの競パンですが、最近はLサイズの深目のカットを愛用しています。

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